【海外情報】 【海外感染症情報】アジア(インドネシア)鳥インフルエンザ(平成23年4月01日)2011/05/02

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :インドネシア

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型トリインフルエンザウイルス

内 容:

2011年4月1日、インドネシア保健省は、新たな鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例を1例報告しました。

患者はジョグジャカルタ州・グヌンキドゥル県に住む28歳女性で、3月1日に発症し、6日に医療施設に入院、11日に病院に紹介となりましたが14日に死亡しました。

患者の家族は鶏やカモを飼っていました。また、患者はたくさんの家禽が放し飼いにされている村・集落の非近代的な市場を毎日訪れており、そこでは前月、鶏の死亡が報告されていました。

検査の結果、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が確認されました。

インドネシアでは現在までに176例の感染が確認されており、うち145例が死亡しています。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年05月02日

カテゴリー: 感染症