平成22年6月1日、午前8時40分区内医療機関から江東区保健所に対し患者3名の検便から
カンピロバクターを検出したとの通報があった。3名は5月23日に区内町会の子供会が
開催したバーベキュー大会に参加していた。調査の結果、参加者98名中12名が23日19時から27日11時にかけて腹痛、発熱、おう吐下痢等の食中毒症状を呈していた。
12名の共通食は当該バーベキュー大会での食事のみである。患者検便9検体中3検体
からカンピロバクターを検出した。バーベキュー大会での提供食品は牛肉、鶏手羽先、フランク
フルトソーセージ、とうもろこし、カレーライス、フルーツポンチ、すいかである。
区内医療機関の医師から食中毒の届け出が提出された。
大会主催者に生肉の取扱に対して指導、注意を行った。