【保健所健康危機管理事例H23】
結核集団発生事例(広島市)
〔作成者〕
広島市保健所
〔発生年月日〕
2011/5/13~2011/6/2
〔概要〕
初発患者は、40歳台男性で、市内の医療機関の精神科デイナイトケアに通院していた。平成23年1月に肺結核と診断され、空洞形成(学会分類bⅡ3)を伴い、喀痰塗抹検査ガフキー10号であった。初発患者が通院する精神科デイナイトケアでの接触者92名(通院者85名、職員7名)について健康診断を実施した結果、結核患者1名、潜在性結核感染症患者24名と判明した。
〔原因/端緒〕
結核菌
〔患者/死者/負傷者〕
結核患者1名(初発患者除く)
潜在性結核感染症患者24名
〔症状/被害状況〕
初発患者は、肺結核で空洞形成(学会分類bⅡ3)を伴い、喀痰塗抹検査ガフキー10号であった。初発患者が通院する精神科デイナイトケアでの接触者92名(通院者85名、職員7名)について健康診断を実施した結果、結核患者1名、潜在性結核感染症患者24名と判明した。