【保健所健康危機管理事例H23】
結核集団発生
〔作成者〕
和歌山市保健所
〔発生年月日〕
2011/1/1~2014/6/1
〔概要〕
1年程前より自覚症状あるも受診せず、喀血などの症状あり、救急受診にて肺結核と診断。職場健診なし。家族、親戚、職場を対象に接触者健診を実施。発病者 5名、感染者 20名。内服治療は終了し、現在経過観察中。接触者健診は、2013年1月に最終予定。
〔原因/端緒〕
初発患者:肺結核、bⅡ2、喀痰塗抹(2+)、培養(+)、DDH(+)、全剤感受性あり、職場健診なし
1年程前より、痰あるも受診せず。
半年程前より、痰が続き、体調に異変を感じるも受診せず。
血痰が続き、喀血。右背部痛、食欲低下、体重減少もあり、救急受診、肺結核と診断される。
〔患者/死者/負傷者〕
家族、親戚、職場を対象に接触者健診を実施
発病者 5名、感染者 20名
〔症状/被害状況〕
特に自覚症状なし