臨床研究中核病院整備事業の公募結果
国際水準の質の高い臨床研究や難病等の医師主導治験を推進し、日本発の革新的な医薬品・医療機器を創出するためには、複数病院からなる大規模なネットワークの中核となり、臨床研究の拠点となる機関が必要です。
厚生労働省ではこのたび、この課題に対応するため、臨床研究中核病院整備事業の対象として、平成24年度に選定した5機関に加え、新たに次の5機関を選定しましたので公表いたします。
・ 東北大学病院
・ 群馬大学医学部附属病院
・ 国立成育医療研究センター
・ 国立病院機構 名古屋医療センター
・ 岡山大学病院
<参考:平成24年度に選定した5機関>
・ 北海道大学病院
・ 千葉大学医学部附属病院
・ 名古屋大学医学部附属病院
・ 京都大学医学部附属病院
・ 九州大学病院
※ 順不同
1 事業概要
○ 日本発の革新的な医薬品・医療機器の創出等を目的に、国際水準の臨床研究、難病等の医師主導治験及び市販後臨床研究等(以下「国際水準の臨床研究等」)の中心的役割を担う「臨床研究中核病院」を整備する事業。
○ 選定された機関は、以下の基盤構築を行う。 ・ 自ら国際水準の臨床研究等を企画・立案し実施するとともに、他の医療機関が実施する臨床研究を支援できる体制
・ 倫理性、科学性、安全性、信頼性の観点から適切かつ透明性の高い倫理審査ができる体制
・ 関係者への教育、国民・患者への普及啓発、広報体制 等
○ 各機関から提出される整備計画に基づき、基盤整備に必要な事業費を補助する。
○ 整備事業と連動して、国際水準の臨床研究等を行うための研究費を補助する。
○ 補助期間は平成25年度からの5年間を予定。
※ 平成24年度に選定した5機関については、平成24年度からの5年間を予定している。
2 選定の過程
○ 全国の特定機能病院、国立高度専門医療研究センター等を対象に事前説明会を実施した後、2月26日から3月5日まで公募を行い、45機関から応募があった。
○ 臨床研究・治験、法律等の専門家、医薬品・医療機器各業界の代表及び一般代表の計15名から構成される会議を設置し、提出された事業計画書について、同会議構成員による書面評価を実施。
○ 書面評価結果を踏まえ、同会議が上位10機関を対象としてヒアリングを行い評価。
○ 会議の評価結果を踏まえ、厚生労働省において5機関を選定した。
詳細については、下記のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000304vd.html
(参照先)
厚生労働省医政局研究開発振興課