【政府情報】 ポーランド産牛肉の混載事例(平成26年12月22日)2014/12/22

ポーランド産牛肉の混載事例

・検疫所の輸入時検査において輸入条件に適合しないポーランド産牛舌が確認されました。

・厚生労働省は、当該施設から出荷された貨物及びポーランド産牛舌の輸入手続きを停止し、ポーランド政府に対し詳細な調査(再発防止策等)を要請しました。

 

1. 事案の概要

(1)11月18日、成田空港検疫所の現場検査において、輸入条件である扁桃の除去が不十分なポーランド産牛肉(冷凍舌3箱、52.05 kg)を確認しました。

(2)同日、厚生労働省は、当該貨物について、在京ポーランド大使館に照会しました。

(3)12月11日、ポーランド政府から、本事案については、当該施設における対日輸出条件の理解不足が原因で生じたため、再発防止策を実施する旨の通知がありました。

(4)また、当該施設からの貨物及びポーランド産牛舌については、衛生証明書の発給を一時停止する旨の通知がありました。

 

(注)貨物の概要

(ア)出荷施設:ZAKLAD PRZEMYSLU MIESNEGO BIERNACKI SP. Z O. O. (30063801)

(イ)輸入者:丸紅 株式会社

(ウ)品目:冷凍牛舌

(エ)総重量:3箱(52.05 kg)

※当該貨物は全量保管中。

2. 対応

厚生労働省では、当該施設からの貨物及びポーランド産牛舌について、輸入手続を停止するよう検疫所に指示しました。
今後、ポーランド政府からの詳細な調査報告(再発防止策等)を踏まえ、適切に対応することとしています。

(参考)ポーランド産牛肉輸入実績(平成26年8月1日~12月21日:速報値)
届出件数:9件 届出重量:0.7トン

 

詳細については、下記のページをご覧ください。
サイト内リンク http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069517.html

(参照先)
厚生労働省医薬食品局食品安全部

 

公開日:2014年12月26日

カテゴリー: 食品安全