No.729 アブラソコムツによるヒスタミン食中毒(東京都)

[ 概要報告 ]
分野:自然毒等による食中毒

衛研名:東京都健康安全研究センター

時期年月:1998/06/01

地域:東京都

概要:
飲食店で昼の定食を喫食した40名中21名が食後すぐに発疹、頭痛、動悸等の症状を呈した。共通食である魚のしょうゆ漬け焼きから、ヒスタミンを71~500mg%検出した。原材料の魚を鑑定したところアブラソコムツであった。仕入れ元の業者に冷凍保管されていたアブラソコムツからも150~730mg%のヒスタミンが検出された。