No.1080 保育園における腸管出血性大腸菌性O26の集団発生事例(愛媛県)

[ 概要報告 ]
分野:細菌性感染症

衛研名:愛媛県立衛生環境研究所

時期年月:2002/9/1 ~ 2002/9/13

地域:愛媛県松山市内保育所

概要:
保育所に通う1歳男児が発熱、下痢(粘血便)を呈し、医療機関で検便を実施した結果、腸管出血性大腸菌O26が分離された。さらに同じ保育所の1歳男児3名、1歳女児1名からも同菌が検出された。感染経路は、不明であるが、PFGEパターンが一致していること、患者発生が10日間にわたっていることから二次感染によるものと推察された。