[ 概要報告 ]
分野:化学物質による食品汚染
衛研名:大阪府立公衆衛生研究所
時期年月:2010/02/01
地域:大阪府吹田市
概要:
キハダマグロのブロックを購入し家族4人で食べたところ、子どもが苦い味がすると言っていた。その後、子ども達が頭痛を訴え、顔が真っ赤になった。母親もほてった感じになった。母親がインターネットで調べると、顔が赤くなる食中毒があることを知り、重傷化するかと保健所に問い合わせてきた。保健所は医療機関の受診を勧めた。その後症状は受診中に軽くなった。ヒスタミンを検査したところ、キハダマグロ食べ残し残品からヒスタミンを約400ppm検出した。同じ店で販売されていた別ロットの検体は不検出だった。患者はサーモン(生)も同時に食べていた。残品はなく同じ店で得た別ロットを検査したが不検出だった。