No.1637 テトロドドキシン(ふぐ毒)による食中毒

[ 概要報告 ] 分野:自然毒等による食中毒

衛研名:福岡市保健環境研究所

時期年月:2014/07/02

地域:福岡市

概要:
平成26年6月26日に親族が持参したふぐを,7月2日19時頃に自宅にて2名で鍋(肝臓を含む)にして食べたところ,うち1名が同日23時頃から,めまい,嘔吐,しびれなどの症状を呈し,7月3日3時頃に医療機関に救急車で搬送された。当所に有症者から採取した検体(尿,血清),食品残査(鍋:ふぐ身・スープ)の原因物質の検査依頼があり,検査の結果,全ての検体からふぐ毒である「テトロドトキシン」が検出された。PCR法によるフグ種のDNA鑑別を行ったところ,食品残渣はトラフグ属の魚であると推定された。 なお,当該ふぐは親族が持参した日に,親族が刺身に調理し3名で食べ,その残りを冷凍保管していたものである。