No.15011 飲食店が調理した弁当を原因とするノロウイルス食中毒事例

[ 概要報告 ] 分野名:ウイルス性食中毒

衛研名:愛媛県立衛生環境研究所

登録日:2016/05/17

最終更新日:2016/05/17

事例発生日:2015年3月13日~2015年3月16日

事例終息日:

キーワード:食中毒、遺伝子検査、弁当、ノロウイルス

原因物質:ノロウイルスGII

患者被害報告数:157名

死亡者数:0名

発生地域:愛媛金西伊予市

概要:
平成27年3月13日に西予市の飲食店が調理した弁当を食べた379名中157名が、下痢(80%)、嘔気(63%)、腹痛(54%)等の食中毒様症状を呈した。当所でのウイルス検査の結果、複数グループの患者及び従事者糞便からノロウイルス(NoV)GII.4が検出された。潜伏期間は31~35時間をピークとする一峰性を示し、また、患者に共通する食事は飲食店が調理した弁当のみであること等から、管轄保健所は、飲食店が提供した弁当を介して発生したNoVによる食中毒と断定した。なお、従事者の作業時の手袋未着用、石鹸による手洗いの不備及び設備・人的能力以上の食数を受注したことなどが原因として推定された。