[ 概要報告 ]
分野名:自然毒等による食中毒
衛研名:川崎市健康安全研究所
登録日:2016/05/17
最終更新日:2016/05/17
事例発生日:2014年11月7日~2014年11月7日
事例終息日:
キーワード:チョウセンアサガオ、家庭菜園、アトロピン、ゴボウ、
スコポラミン
原因物質:植物性自然毒
(アトロピン、スコポラミン)
患者被害報告数:1名
死亡者数:0名
発生地域:川崎市内
概要:
川崎市内の家庭菜園で栽培していたゴボウを自宅で調理、喫食したところ、幻覚、幻聴、口渇、瞳孔散大などの症状を呈した。食品残品を検査した結果、アトロピン、スコポラミンを検出した。発生時期が秋の終わりで植物の地上部がほぼ枯れた状況であったため形態による確認はできなかったが、同様事例も多いことからチョウセンアサガオの根の誤食によるものと判断した。