◆ジカウイルス感染症のリスクアセスメントとQ&Aを更新しました

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.252(2016年06月17日)

  (2016年6月16日)

 世界保健機関(WHO)のガイダンスや、6月14日に開催された
緊急委員会のステートメント等を踏まえ、国立感染症研究所
「ジカウイルス感染症のリスクアセスメント」や、厚生労働省
ホームページ「ジカウイルス感染症に関するQ&A」、厚生労働省
検疫所「渡航者向けポスター・リーフレット」を更新しました。

 ジカウイルス感染症は、主に蚊を媒介として感染します。
ジカウイルス感染症の流行地に出かける際は蚊に刺されないよう
に注意しましょう。
 ブラジルにおいてジカウイルスに関連した小頭症が多数確認
されています。このため、妊婦及び妊娠の可能性がある方は可能
な限り、流行地への渡航を控えてください。

 また、男性から女性パートナーへの性行為による感染事例が
あります。男女ともに流行地域から帰国した方は、症状の有無に
かかわらず、最低8週間、コンドームを使用するか性行為を控える
ことを推奨します。
 「ジカウイルス感染症に関するQ&A」は随時更新していきます
ので、適宜ご確認下さいますようお願いします。

<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html

公開日:2016年06月20日

カテゴリー: 感染症