【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.280(2017年01月13日)
インフルエンザ患者の報告数が増えています。インフルエンザは、感染した人のくしゃみや咳の中の飛沫によりうつります。予防法としては、まずはワクチン接種、さらに外出後の手洗いを心がけることなどが挙げられます。
感染者との接触後、高熱や倦怠感等があれば、早めに医療機関を受診しましょう。ただし、インフルエンザは発症しても検査で検出できるまでに時間かかるため、検査は発熱後12時間以上経過後に受けることをすすめます。
インフルエンザの診断を受けた方は、周囲の人にうつさないよう、発症した後5日間、かつ解熱後2日間(幼児は3日間)たつまでは学校やお仕事はお休みしましょう。
インフルエンザの治療薬は、回復までの時間を短くする効果はありますが、ウイルスをすぐに無くしてしまう訳ではありません。症状がすぐによくならなくても、医師より伝えられた用法用量を守って服薬しましょう。
<インフルエンザ(総合ページ)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html