【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.284(2017年02月10日)
2016年11月11日に開催しました第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議のプログラムの一つである「厚生労働省セッション~薬剤耐性(AMR)対策~」において、FAOアジア太平洋地域事務所上級動物生産衛生担当官のカティンカ・デバログ先生に「世界レベル及び国レベルでのAMR対策」というタイトルで講演していただきました。
抗菌薬が効かなくなる薬剤耐性(AMR)感染症が重大な危機であるとの認識が国際的に高まっており、持続可能な医療の提供のためには、世界規模での取組が必要であるとの認識が共有されてきています。カティンカ先生の講演ではWHO行動計画の内容、OIE、FAOでの取組ついて説明があり、ヒト、動物、環境といった垣根を越えた分野横断的なAMR対策の重要性ついてお話しがありました。
本セッションに参加された方、参加できなかった方も、ご覧いただき今後の活動に役立てていただけますと幸いです。
<世界レベル及び国レベルでのAMR対策 カティンカ・デバログ先生(YouTube)>
https://www.youtube.com/watch?v=cX7U39eaxow&feature=youtu.be
<One Healthの取り組み>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000113218.html