◆九州北部豪雨について

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.306(2017年07月21日)

九州北部豪雨により、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

この度、感染症対策のために当課の医師2名が、国立感染症研究所の専門家1名とともに福岡県朝倉市・東峰村の避難所に伺わせていただきました。
避難所では、水道や冷房などそれぞれ異なる課題があるものの、保健師の方々の指導や避難された方々のご協力により、衛生状態は保たれていました。
被災者の方々、地元や全国各地からのボランティアの方々、自治体職員、消防隊、警察、自衛隊、医療従事者など、救援や復興支援などに取り組む方 々へ深く敬意を表します。

避難所の感染症で問題になるものに急性胃腸炎、急性呼吸器感染症、破傷風などがあります。引き続き、アルコール手指消毒薬による手指衛生の徹底やマスクの適宜着用をお願いします。猛暑などにより体調管理が難しい時期でもありますので、体調の変化にご留意ください。

皆様の健康と安全、そして一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

公開日:2017年07月24日

カテゴリー: 感染症