参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172672.html
平成29年7月27日 【照会先】 健康局 結核感染症課 課長補佐 野田 博之 (内線2373) (代表電話) 03(5253)1111 |
平成29年7月27日 【照会先】 健康局 健康課 予防接種室 係長 佐々木 康輔 (内線 2928) (代表電話) 03(5253)1111 |
報道関係者各位
渡航者向けの「麻しん」の予防啓発活動に「マジンガーZ」を起用
〜みんなで目指そう「麻しんがゼロ」〜
厚生労働省は、麻しん(はしか)予防のために、「マジンガーZ」とコラボレーションしたポスターとリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行います。
麻しんは、感染力が非常に強く、麻しんウイルスは簡単に人から人に感染し、免疫が不十分な人が感染すると高い確率で発症します。発症した場合には、肺炎や中耳炎になることがあり、先進国であっても、患者1,000人に1人が死亡するといわれています。2016年には全世界で約19万人の患者が報告されました。
日本は、2015年にWHO(世界保健機関)から、土着の麻しんウイルスが存在しない「麻しん排除国」に認定されました。昨今、日本で報告された麻しんは、海外で感染した方が発症する輸入症例に由来しています。こうした輸入症例に関連した麻しんの国内発症を防ぐためには、海外渡航を検討している方への積極的な注意喚起が必要です。
そこで今回、海外渡航を検討している方を対象に、麻しんの感染予防に関心を持っていただくため、「マジンガーZ」とコラボレーションし、『みんなで目指そう「麻しんがゼロ」』のキャッチコピーと力強いビジュアルの啓発ツールを作成しました。
「マジンガーZ」はマンガ・アニメ・ゲーム・映画など多岐にわたってコンテンツが展開されており、40代〜50代だけでなく、若い世代にも幅広く認知されています。また、2018年1月には45年ぶりとなる映画『劇場版マジンガーZ』(仮題)の公開も予定され、麻しんの注意喚起につながることを期待して企画しました。
今回のコラボレーションでは、ポスター・リーフレットの作成のほか、『劇場版マジンガーZ』(仮題)の公式ホームページやツイッターなどを通じて、麻しんの感染予防に関する情報を発信していく予定です。
7月27日より厚生労働省のホームページ(次ページ参照)からダウンロードができます。また、ポスター(A2、
約3,000部)とリーフレット(A4、約16万部)は、8月上旬を目処に全国の自治体・関係団体に配布する予定です。
A2 ポスター イメージ © 永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
■麻しん予防啓発コラボレーション ポスター・リーフレット ダウンロード先
麻しんとは
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/
■麻しん予防啓発コラボレーション ポスター・リーフレット作成部数・主な配布先
制作物 |
作成部数 |
主な配布先 |
ポスター(A2サイズ) |
約3,000部 |
自治体、検疫所、パスポートセンターなど |
リーフレット(A4サイズ) |
約16万部 |
■マジンガーZとは
「マジンガーZ」は1972年に漫画家・永井豪氏によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫画作品。搭乗型巨大ロボットの祖となる作品で、多彩な武器と圧倒的な強さを誇る
「マジンガーZ」の迫力と存在感、主人公「兜甲児(かぶと こうじ)」をはじめとする個性的なキャラクターなど、永井豪氏の作品の魅力がつまっている。連載当時、爆発的な人気を博し国内のみならずアジア、ヨーロッパ各地で多数のファンを獲得し、今もなお熱狂的なファンが多く存在する。
TV アニメーション「マジンガーZ」の放送期間は、1972(昭和47)年12月3日から1974(昭和49)年9月1日。
『劇場版マジンガーZ』(仮題)は2018(平成30)年1月13日公開予定。
■コラボレーションに関する情報発信予定のサイトとツイッター
『劇場版マジンガーZ』(仮題)公式ホームページ(ニュースのページなどで情報発信予定)
http://www.mazinger-z.jp
■取材や啓発ツールの実物送付をご希望の報道担当者様は下記までご連絡ください。
厚生労働省 健康局 結核感染症課 成瀬
代表電話 03(5253)1111 内線2094
直通電話 03(3595)2257