【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.307(2017年07月28日)
国立感染症研究所では「8月4日を、はしか予防の日」と定めて、予防啓発をすすめて参ります。
2015年3月27日に、日本はWHO西太平洋地域事務局から麻しん(はしか)の排除が認定されました。しかし、海外には麻しんが流行している国がまだ多く残っています。
渡航先で感染して帰国後麻しんを発症する人も相次いでいます。今年は、ヨーロッパでも麻しんの流行規模が大きくなっており、死亡者も報告されています。
夏休みに海外旅行を計画している方で、これまで麻しんにかかったことが明らかでなく、麻しんのワクチンを2回接種していない方は、渡航前に麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種を検討していただきたいと思います。
<国立感染症研究所:麻疹とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html