麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します薬物乱用の根絶に向けた啓発を強化

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000179105.html

平成29年9月29日
【照会先】
医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課
課長補佐 酒井 一雄 (2781)
啓発推進係長 西山 さとみ (2796)
(代表電話) 03-5253-1111
(直通電話) 03-3595-2436

報道関係者各位

 

 

麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します

 

 

薬物乱用の根絶に向けた啓発を強化

 

1.趣旨

厚生労働省と都道府県では、今年10月1日(日)〜11月30日(木)までの2か月間、麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します。

 

この運動は、麻薬、覚醒剤、大麻、シンナー、危険ドラッグ等(以下「麻薬・覚醒剤等」という。)の薬物乱用による危害を広く国民に周知し、国民一人一人の認識を高めることにより、薬物乱用の根絶を図ることが目的です。

 

麻薬・覚醒剤等の薬物乱用は、乱用者個人の健康上の問題にとどまらず、各種の犯罪の誘因等、公共の福祉に計り知れない危害をもたらします。

 

近年は、覚醒剤事犯の検挙人員が依然として1万人を超え、更に押収量については、大量密輸事件の検挙が相次ぎ、過去2番目の押収量を記録しました。このことは多くの乱用者の存在が推測されるものであり、より一層対策を強化していくことが必要です。他方で、大麻事犯による検挙人員はここ3年で増加に転じ、特に若年層の検挙人員が全体のほぼ半数を占めている状況にあることから、若者向けの薬物乱用防止の啓発に力を入れる必要があります。

 

また、危険ドラッグについては、取締りを強化した結果、販売店舗は全滅しましたが、依然としてインターネットサイトを利用した危険ドラッグの販売が行われていることから、徹底した取締りを継続して危険ドラッグの撲滅を目指します。

 

2.実施期間

  平成29年10月1日(日)から11月30日(木)までの2か月間

3.実施機関等

主 催:厚生労働省、都道府県
後 援:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
協 賛:内閣府、警察庁、法務省、最高検察庁、財務省税関、文部科学省、海上保安庁
 

4.主な実施事項

 

 (1)政府による啓発活動

   ア.厚生労働省と都道府県の共催による麻薬・覚醒剤乱用防止運動地区大会の開催

地区名

大 会 名

開催日

開催場所 

 北海道・東北地区
関東信越地区 
東海北陸地区
 
近畿地区
 
中国・四国地区
 九州地区

 宮城大会

千葉大会
富山大会

和歌山大会

香川大会

佐賀大会

11 月8日(水)

11 月29日(水)
11月3日(金)
11 月23日(木)
11 月13日(月)
11 月24日(金)

パトナホール

千葉県教育会館大ホール
ボルファートとやま多目的ホール
和歌山県民文化会館小ホール
レクザムホール小ホール
鳥栖市民文化会館小ホール

 

   イ.麻薬・覚醒剤乱用防止功労者の表彰

   ウ.正しい知識を普及するためのポスター、パンフレット等の作成・配布

 

(2)都道府県主催による大会の開催

 

都道府県

大会 名

開催日

開催場所 

東京都

平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動都民大会

11 月26日(日)

都民ホール

静岡県

静岡県薬物乱用防止県民大会

11
月11日(土)

富士市文化会館ロゼシアター大ホール

滋賀県

危険ドラッグ等薬物乱用防止啓発キャンペーン

10
月29日(日)

ショッピングプラザ・アピア

滋賀県

薬物乱用防止推進大会

11
月14日(火)

栗東芸術文化会館さきら

京都府

平成29年度きょうと薬物乱用防止行動府民会議総会

−高校生自ら考える薬物乱用防止シンポジウム−

11
月19日(日)

京都外国語大学森田記念講堂

奈良県

薬物乱用防止街頭キャンペーン

〜STOP THE DRUGS〜

11
月18日(土)

イオンモール橿原

PDF平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動地区大会予定表(厚生労働省と県の共催)(PDF:68KB)
 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動(都府県主催大会予定表)(PDF:64KB)
 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動ポスター(PDF:963KB)
 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動実施要綱(PDF:79KB)
 覚醒剤事犯者・大麻事犯者の推移(PDF:136KB)