参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197844.html
○ 救命救急センターの評価については、 救急医療体制基本問題検討会報告書(平成9年12月)における「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言等を踏まえ、平成11年度から救命救急センター全体のレベルアップを図ることを目的として実施しています。
○ 平成22年度評価(平成21年度実績)より以下の方法で充実段階評価を実施。
( 救命救急センターの新しい充実段階評価について(平成21年03月31日付 厚生労働省医政局指導課長通知 医政指発第331001号)[PDF:527KB] )
・ 具体的には、各救命救急センターからの診療体制や患者受入実績等に関する報告に基づき、「評価項目」と「是正を要する項目」に区分して点数化し、「是正を要する項目」の合計点数を基に、各施設の充実段階をA,B,Cに区分。
・ 是正を要する項目が2年間継続して22点以上の場合B評価、3年以上継続して22点以上の場合C評価となる。
○ 評価結果は、
・ 救命救急センター運営事業費の補助額に反映させている。
・ 診療報酬点数の救命救急入院料加算の施設基準としている。
○ 評価は、診療の体制面を中心に行っており、各救命救急センターの診療水準そのものを評価したものではない。
○ 今般、「救急医療体制等のあり方に関する検討会」、「医療計画の見直し等に関する検討会」における議論を踏まえ、下記のとおり新しい評価方法を取りまとめた。
(救命救急センターの新しい充実段階評価について(平成30年2月16日付厚生労働省医政局地域医療計画課長通知 医政発0216第1号)[PDF:1348KB])
・ 新しい充実段階評価においては、ストラクチャーを中心とした評価体系から、プロセスも含めた評価体系へ見直しを行い、地域の関係機関との連携の観点からの評価を追加した。
・ 評価区分については、新たにS評価を創設し、S評価・A評価・B評価・C評価の4段階の評価とする。
・ 実施時期については、平成30年より、平成30年1月から12月までの実績に基づき評価を実施する。
・ 上記より、平成29年4月以降に指定された救命救急センターに関しては、開設から平成30年度末まで評価が行われないこととなる。
ついては、平成29年4月から12月31日までに指定された救命救急センターについても、従来の救命救急センターの充実段階評価を実施した。
評価結果の概要について
○ 今回の評価は平成29年4月1日から12月31日までに運営を開始した全国4ヶ所の救命救急センターを対象としている。
各救命救急センターの評価結果は、資料1[PDF:155KB] のとおりである。(点数の詳細は資料2PDF:229KB] 、実数の詳細は資料3[PDF:151KB] のとおり)
○ 是正を要する項目が22点以上の救命救急センターについては該当がなく、A評価が4ヶ所、B評価・C評価が0ヶ所となった。
○ 評価の対象となった診療体制等は、平成29年(救命救急センターの運営開始日〜平成29年12月31日)の実績に基づいている。
過去の評価結果
平成13年度(平成12年度実績)
平成14年度(平成13年度実績)
平成15年度(平成14年度実績)
平成16年度(平成15年実績)
平成17年度(平成16年実績)
平成18年度(平成17年実績)
平成19年度(平成18年実績)
平成20年度(平成19年実績)
平成21年度(平成20年度実績)
平成22年度(平成21年度実績)
平成23年度(平成22年度実績)
平成24年度(平成23年度実績)
平成25年度(平成24年度実績)
平成26年度(平成25年度実績)
平成27年度(平成26年度実績)
平成28年度(平成27年度実績)
平成29年度(平成28年度実績)
(照会先)
厚生労働省 医政局 地域医療計画課 救急・周産期医療等対策室 救急医療対策専門官 野口 (内線:2556) 救急医療係 稲葉 (内線:2550) (代表) 03-5253-1111 |