【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.345(2018年05月11日)
コンゴ民主共和国(旧ザイール)北西部の赤道州において、エボラ出血熱が発生したことが、2018年5月8日に世界保健機関(WHO)より発表されました。同国の国立生物学研究所が、エボラ出血熱疑い5検体の検査を行ったところ、現時点で2検体からエボラウイルスが検出されています。コンゴ民主共和国では、ここ5週間で、17名の死亡例を含む21名のエボラ出血熱疑い例が報告されています。
厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域であるコンゴ民主共和国赤道州から帰国された方で体調が悪いときには、必ず検疫所に申告するようにしてください。
<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html