◆平成30年7月豪雨について 水害後の感染症に注意をお願いします

◆平成30年7月豪雨について 水害後の感染症に注意をお願いします

平成30年7月豪雨により、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
現在、当課からも感染症科医1名を、広島県の現場状況の把握と感染症対策などのために派遣しています。
被災者の方々、地元や全国各地からのボランティアの方々、自治体職員、消防隊、警察、自衛隊、医療従事者など、救援や復興支援などに取り組む方々へ深く敬意を表します。

避難所での生活が長期化するに従い、感染症のリスクは高まります。
避難所で問題になるものとしては、急性胃腸炎や急性呼吸器感染症などがあります。
流水やアルコール手指消毒薬による手指衛生や咳エチケットの徹底をお願いします。
猛暑などにより体調管理が難しい時期でもありますので、体調の変化にご留意ください。

また、家屋等に浸水があった場合、水が引いた後は、まずは土砂撤去と十分な清掃、そして乾燥を行うことが重要です。
湿った環境中では、細菌やカビが繁殖しやすくなります。
清掃・乾燥の後に、必要に応じて消毒を行うようお願いします。

厚生労働省では、避難所での感染症対策や、浸水した場合の消毒方法などについて、HPを通じて情報提供に努めています。
<感染症の予防について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212515_00001.html

皆様の健康と安全、そして一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。