【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.361(2018年09月07日)
現在、風しんの届出数が大幅に増加しています。2018年は8月26日までに273例の届け出があり、そのうち214例は7月23日以降の報告です。現在までで、昨年1年間の届出数の93人を上回っています。患者の多くは30~50代の男性で、特に首都圏に患者が集中しています。
妊娠中の女性が風しんに感染すると、生まれてくる子どもが先天性風しん症候群を発症することがあるため注意が必要です。特に、妊娠を希望している女性や妊婦の家族は、まずは風しんの抗体検査を受けましょう。
<風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/180814_1.pdf
<風疹 発生動向調査 2018年第34週(’18/08/29現在)>
http://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-34.pdf