参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=k27kxxDV-EyWr0UBY
国際感染症対策人材育成実施要項
1. 目的
米国CDCが資金を拠出しWHO及びUNICEFが運営するSTOP(Stop Transmission of Polio)プログラムはポリオ根絶のために公衆衛生の人材育成を目的としたプログラムであり、米国CDCの職員をはじめとした公衆衛生担当者をポリオ流行地等に派遣してきた。しかし、WHOはポリオの根絶が目前に迫ってきたことを受けて、プログラムの焦点をVaccine Preventable Diseases(VPDs)を中心とした感染症対策の専門家の養成へ変更する方針であり、2019年より、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)圏内での機能強化を目指し、1年間のアフリカでの研修の後にWPRO圏内にある国で最低1年間の勤務を課すプログラムを開始することとなった。これを受け、厚生労働省健康局結核感染症課は、プログラム参加者を推薦する体制を構築することで、米国CDCやWHOと協力して感染症公衆衛生専門家を育成する。
2. STOP VPDsプログラム参加者決定までの流れ
プログラム参加希望者の募集
プログラム参加希望者を募集する。応募書類は、履歴書(日本語)、学位記(ある場合のみ)、推薦状、語学力の証明書類(英語(フランス語圏に派遣を希望する場合は左記に加え、フランス語))、小論文の他、WHO様式の履歴書1通である。
厚生労働省から推薦者の選出
プログラム参加希望者に対し、英語による面接を実施する。提出した応募書類と面接結果を元に、米国CDCへの推薦者を若干名選出する
米国CDCで参加者を決定
厚生労働省から米国CDCへ推薦された者の中から参加者が決定される。
3. プログラム修了後の手続き
1.修了証
プログラム修了後には、参加者に対し、米国CDCとWHOからそれぞれ修了証が発行される。
プログラム修了後の所属先
本プログラムは、VPD流行地での実践的な研修の後、WPRO内で地域の公衆衛生担当者への指導者として1年間勤務する内容が含まれており、プログラム修了後は、疫学又は国際的な予防接種の分野において、リーダーとしての役割を担うことが期待される。そのため、修了後の所属先としては、例えば、以下のような関係機関が想定される。
・JICA(短期専門家等)
・国際機関(WHO、UNICEF等)
・行政機関(厚生労働省等)
・研究機関等
・JICA(短期専門家等)
・国際機関(WHO、UNICEF等)
・行政機関(厚生労働省等)
・研究機関等
4. 実施要項
1.採用から派遣までのスケジュール
2018年11月 プログラム参加希望者の募集
2018年12月 英語面接と書類審査により米国CDCへの推薦者を選出
2019年1月 米国CDCが参加者を決定。1月末までに参加者に決定通知が送付される。
2019年5月 派遣前訓練に参加(セネガルあるいはウガンダ)
2019年7月 アフリカ内の任地に配属、研修を開始
2018年12月 英語面接と書類審査により米国CDCへの推薦者を選出
2019年1月 米国CDCが参加者を決定。1月末までに参加者に決定通知が送付される。
2019年5月 派遣前訓練に参加(セネガルあるいはウガンダ)
2019年7月 アフリカ内の任地に配属、研修を開始
2.選考基準
・国際感染症対策に関心があり、プログラム終了後もこの領域で国際的に貢献する意思があること
・優れたコミュニケーション能力、リーダーシップスキルを有すること
・医師又は看護師等の資格、公衆衛生の分野における業務に従事した経験、又は、公衆衛生に係る学位(派遣時点までに取得見込みを含む)のいずれかを有していることが望ましい
・派遣先で勤務するのに十分な語学力を有すること
・優れたコミュニケーション能力、リーダーシップスキルを有すること
・医師又は看護師等の資格、公衆衛生の分野における業務に従事した経験、又は、公衆衛生に係る学位(派遣時点までに取得見込みを含む)のいずれかを有していることが望ましい
・派遣先で勤務するのに十分な語学力を有すること
3.身分・処遇、募集要項
身分 | WH0O職員 |
給与 | WHOより日当が支給される。派遣先によって異なるが、160~300USD/日程度。 |
勤務時間 | 1週間あたり38時間45分、週休2日制 |
対象 | 国際感染症対策に関心があり、プログラム修了後もこの領域で国際的に貢献する意志のある者 |
要件 | 1. 優れたコミュニケーション能力、リーダーシップスキルを有すること 2. 医師又は看護師等の資格、公衆衛生の分野における業務に従事した経験、又は、公衆衛生に係る学位(派遣時点までに取得見込みを含む)のいずれかを有していることが望ましい 3. 派遣先で勤務するのに十分な語学力を有すること |
応募書類 | 履歴書(日本語)1通、英文応募用紙(国連事務局Personal History Profile(P11))1通、学位記(写)1通、推薦状1通、語学力に関する書類(TOEFL又はIELTSのスコアの写し、又はDALF/DELF、TCFのスコアの写し)、志望動機に関する1,000字程度のレポート |
提出先 | 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 厚生労働省健康局結核感染症課 STOP VPDsプログラム担当 (書類は書留郵便で送付してください。) |
応募期間 | 平成30年11月2日~11月30日(当日消印有効) |
選考方法 日時・場所 |
一次審査: 厚生労働省健康局結核感染症課による書類審査 英語による面接(平成30年12月14日(金))(厚生労働省において実施することを想定するが、事情により電話面接等とすることも応相談。(希望する場合はその旨を記載した書面(様式自由)を応募書類に同封すること。)) 二次審査: 米国CDCによる書類審査 |
採用内定通知 | 厚生労働省より随時本人に通知(平成31年1月末頃の予定。契約書は追ってWHOジュネーブ本部から発行される) |
連絡先 その他 |
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号中央合同庁舎 第5号館 厚生労働省健康局結核感染症課 STOP VPDsプログラム担当:柳川愛実 yanagawa-manami@mhlw.go.jp TEL 03-5253-1111(内線2932) 03-3595-2257(直通) |