平成30年度若者に向けた効果的な自殺対策に関する先駆的実践事業

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=a5Zso2nR-vE2npT5Y

 

平成30年度若者に向けた効果的な自殺対策に関する先駆的実践事業に係る公募について、次の通り実施することとしたので、お知らせします。

 

1.事業目的

 

自殺願望を発信する若者が適切な相談相手にアクセスできるような仕組みや、心のケア対策を充実させるための効果的な対策について、実践的調査研究事業で設置した「検討委員会」での研究事業の前半での検討内容等を踏まえ、その内容に沿って事業を実施するとともに、検討委員会との協議・連携の上、効果的な自殺対策を実施する。

2.事業の実施主体

都道府県又は市町村並びに社会福祉法人、特定非営利活動法人、公益社団法人、一般社団法人、公益財団法人、一般財団法人及びその他の法人。
なお、事業の性質から3.補助対象事業の(1)イ若者を相談窓口に繋げるための動画募集事業 及び (2) SNS相談に関する様々なノウハウの向上に関する実践的事業(追加)については、地方公共団体は対象外とします。

3.補助対象事業

平成30年度若者に向けた効果的な自殺対策に関する先駆的実践事業について以下の4事業を国庫補助の対象とする。

(1)若者を相談窓口に繋げるための支援に関する実践的事業※
ア 検索連動型広告による相談窓口への誘導
インターネット上において「自殺」などのキーワードを検索した者に対して、相談窓口広告を掲出し、広告の方法について効果測定・検証を行う。
イ 若者を相談窓口に繋げるための動画募集事業
若者を相談窓口に繋げるために有効な動画を広く一般から募集し、審査・選定を行う。
※アとイは別事業とする。
(2)SNS相談に関する様々なノウハウの向上に関する実践的事業(追加)
平成31年3月(自殺対策強化月間)にSNSを活用した相談支援事業を行う。また、「SNS相談事業ガイドライン案(仮称)」に従った事前研修を実施するとともに、研修内容やガイドライン案の内容について、改善のためのフィードバックを指定された時期に行う。
(3)居場所づくりに対する支援に資する実践的事業
居場所間の連携のため、地域の既存の居場所(主に若者が集まる場を想定)の関係事業者を対象に研修会を実施する。研修会では自殺対策関係団体から居場所関係事業者に対し、ゲートキーパー等の研修を実施する。また、居場所関係事業者に対しヒアリングや、研修の評価についてアンケートを実施する。

6.提出期限

平成30年12月28日(金)(持参の場合は午後5時まで) ※当日消印有効

お問い合わせ先

厚生労働省社会・援護局総務課自殺対策推進室地域支援係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL 03-5253-1111(内線2838)