【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.383(2019年03月22日)
関西地方で麻しんの患者が増加しています。大阪府では商業施設等を発端に患者が増加しており、本年第1週~第10週で304例が報告されました。前週からは、第10週分として報告された14例に、第10週分よりも前の週分として報告された5例を加えた計19例が増加しました。
厚生労働省では、麻しん患者の移動などにより、不特定多数との接触がみられたことから、他の都道府県に感染が拡大する可能性も考慮し、2月18日に各自治体と医療機関に対して早期発見や院内感染防止等の注意喚起の事務連絡を発出しました。
医療従事者は、麻しんを念頭においた診療に留意してください。
<麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)>
https://www.mhlw.go.jp/content/000480372.pdf
<麻しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html