保育園における腸管出血性大腸菌感染症の集団発生について(2019年8月13日提供)

8月8日（木曜日）,つくば市内の医療機関からつくば保健所に,社会福祉法人どろんこ会学園の森どろんこ保育園（施設長：松田みゆき,所在地：つくば市遠東1007,園児数：91名,職員数：22名）に通園している園児1名の腸管出血性大腸菌（О血清型不明 VT1＋）感染症の発生届出がありました。

つくば保健所において調査を行い,当該保育園の園児,職員及び同居家族の検体（便）検査を衛生研究所で実施したところ,8月13日（火曜日）に21名から腸管出血性大腸菌（О血清型不明VT1＋）が検出され,計22名（0～6歳）の感染者が確認されました。

感染した一部の園児からは,下痢や嘔吐などの症状がみられましたが,快方に向かっており,入院者・重症者はおりません。

なお,つくば保健所では,当該保育園に対し感染拡大防止に向けた指導を実施しています。