厚生労働省では、昨今、感染拡大が続く風しんへの対策として、40～57 歳^※の男性を対象に、原則無料で風しんの抗体検査及び予防接種が受けられる風しんの追加的対策を今年から実施しています。対象世代に対する風しんの抗体検査や予防接種の実施率の向上には、企業の協力が不可欠と認識しています。職場の健康診断等の機会を活用して、より多くの企業で風しんの抗体検査や予防接種を実施していただける環境整備が重要です。
※1962（昭和37）年４月２日～1979（昭和54）年４月１日生まれ
また、風しんの社内感染の潜在的なリスクを軽減する観点からも、
・40～50 代の男性を中心に風しんの感染が拡大している現状や、
・社員や顧客が風しんに感染した場合の企業側のリスク
・企業としてリスクを軽減する具体的な方法（市区町村で配布されているクーポン券を
利用することで企業側に費用負担を生じさせずに、全国で抗体検査や予防接種を実施できること）
等について知っていただくことは、企業を円滑に運営する上でも重要と考えられます。
このため、企業の安全衛生・福利厚生担当者を対象とした風しん対策セミナーを開催することとなりました。

本セミナーでは、「風しんの感染予防の意義」から「実際に企業で抗体検査や予防接種を実施するまでのノウハウ」までの解説や、既に取り組んでいる企業の事例等を紹介する予定です。（詳細は別紙１を参照ください。）
厚生労働省から企業担当者に直接働きかける初めての取り組みです。既に数十社からの申し込みがあり、今後多くの企業の参加が見込まれます。

【別紙1】イベント概要

【別紙2】取材申し込み用紙

取材申込用紙[PDF形式：577KB]