参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=i3U2LXMjIaoPYJoZY
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
令和2年2月23日時点版
1 すべての方へ
問1 コロナウイルスとはどのようなウイルスですか?
問2 新型コロナウイルスは動物からうつりますか?
問3 二次感染のリスクはありますか?
問4 潜伏期間はどれくらいありますか(その期間も感染しますか)?
問5 無症状病原体保持者から感染しますか?
問6 新型コロナウイルス感染症はどのように感染しますか?
問7 上海市民政局が「エアロゾル感染」の可能性があると発表しましが、「エアロゾル感染」は起こるのでしょうか?
問8 感染を予防するために注意することはありますか?心配な場合には、どのように対応すればよいですか?
問9 「咳エチケット」とは何ですか?
問10 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?
問11 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
問12 一般的に濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
問13 感染が疑われる場合、どこの医療機関に行けば検査、診療をしてもらえますか?
問14 相談や受診する前に心がけることはなんですか?
問15 帰国者・接触者相談センターに相談する目安はありますか?
問16 相談後、医療機関を受診するときに注意することはありますか?
問17 どのように診断しますか?
問18 治療方法はありますか?
問19 どのような場合に重症化するのですか?
問20 下痢症状がある場合どのように対応すればいいでしょうか?
問21 中国やウイルスが見つかったその他の場所から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?
問22 多くの方が集まるイベントや行事など(例:業務における会議や研修会、卒業式)の参加・開催については、どのように対応すれば良いですか?NEW
問23 在日中国人の方への案内はありますか?
問24 外国語でHPを確認したいのですが。
問25 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?(更新しました)
問26 新型コロナウイルスにより亡くなられた方の遺体は、24時間以内に火葬しなければならないのですか。(更新しました)
2 妊娠中の方、お子さまがいる保護者の方へ
問1 妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、どのような症状や胎児への影響がありますか?
問2 保育園ではどのような具体的な対策をしていますか?
問3 家族で湖北省に滞在し帰国しました。子どもを保育園に通わせる前に準備することはありますか?
問4 湖北省から帰国した園児を保育園に通園させたいとご家族から相談がありました。どこに相談したらよいですか?
問5 中国以外の発症例がある国(地域)からの帰国したお子さんも登園を控えてもらった方がいいでしょうか?
問6 子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。
問7 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?
問8 休園を要請するかどうかは 、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?
3 高齢の方やご家族の方へ
問1 新型コロナウイルスは高齢者だけに感染しますか?
問2 社会福祉施設などでは、どのような具体的な対策が考えられますか?
問3 家族で湖北省に滞在し帰国しました。社会福祉施設に入所している家族を訪問したいのですが、どうしたらよいですか?
1 すべての方へ
問1 コロナウイルスとはどのようなウイルスですか?
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染するものは6種類あることが分かっています。そのうちの2つは、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスが含まれています。残り4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)の占めます。
詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
問2 新型コロナウイルスは動物からうつりますか?
新型コロナウイルスは、ペットからは感染しません。なお、動物を媒介する感染症は他にありますので、普段から動物に接触した後は、手洗いなどを行うようにしてください。
問3 二次感染のリスクはありますか?
ヒトからヒトへ感染した例が報告されています。感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど、さまざまな研究が世界で報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていません。
問4 潜伏期間はどのくらいありますか(その期間も感染しますか)?
世界保健機関(WHO)のQ&Aによれば、現時点の潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
参考までに、他のコロナウイルスについては、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
問5 無症状病原体保持者から感染しますか?
無症状病原体保持者からの感染を示唆する報告(https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2001468)もみられますが、現状では、まだ確実なことはわかっていません。通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へウイルスをうつす可能性も最も高くなると言われています。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/transmission.html
問6 新型コロナウイルス感染症はどのように感染するのでしょうか?
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いるとき
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
問7 上海市民政局が「エアロゾル感染」の可能性があると発表しましたが、「エアロゾル感染」は起こるのでしょうか?
上海市民政局の説明では、「飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸引して感染する」というもので、空気感染ではなく、飛沫感染に相当すると考えられます。国内の感染状況を見ても空気感染に特徴的な現象は確認されていません。
問8 感染を予防するために注意すべきことはありますか?心配な場合には、どのように対応すればよいですか?
まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。特に屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いるときはご注意下さい。
また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
(新型コロナウイルス感染症が疑われる場合には問14をご覧ください)
問9 「咳エチケット」とは何を行うことですか?
咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
問10 マスクをした方がよいのはどのような時ですか?
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。
問11 マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
マスクは、官民が協力して、国内生産体制の強化や輸入品の確保に取り組み、例年以上の枚数(毎週1億枚以上)を皆さまにお届けできるようになりました。
皆さまには、風邪や感染症の疑いがある方にマスクが届くよう、ご理解・ご協力をお願いします。
問12 一般的に濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
必要な感染予防策なしで手で触れること、または対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、接触した方などを濃厚接触者としています。今回の新型コロナウイルス感染症に関連する情報は、国立感染症研究所のホームページをご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問13 感染が疑われる場合、どこの医療機関に行けば検査、診療をしてもらえますか?
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
また、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方で、これらの状態が2日程度続く場合は、帰国者・接触者相談センターに相談してください。
「帰国者・接触者相談センター」でご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関をご案内します。「帰国者・接触者相談センター」は、感染が疑われる方から電話での相談を受けて、必要に応じて、帰国者・接触者外来へ確実に受診していただけるよう調整します。受診を勧められた医療機関を受診し、複数の医療機関を受診することは控えてください。
なお、これらの症状が上記の期間に満たない場合には、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。
詳しくは以下のURLからご覧いただけます。下記のホームページをご覧いただき、お問い合わせください。
帰国者・接触者相談センターページ
問14 相談や受診する前に心がけることはなんですか?
発熱などの風邪の症状があるときは、学校や会社を休んでください。発熱などの風邪の症状が現れたら、毎日、体温を測定して記録してください。
問15 帰国者・接触者相談センターに相談する目安はありますか?
以下のいずれかの場合は、帰国者・接触者相談センターに相談してください。 ・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合 (解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。) ・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合 また、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方で、これらの状態が2日程度続く場合は、帰国者・接触者相談センターに相談してください。 妊婦の方は、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに相談してください。 現時点で、子どもが重症化しやすいとの報告はありませんので、目安どおりの対応をお願いします。なお、インフルエンザなどの心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医などに相談してください。
問16 相談後、医療機関を受診するときに注意することはありますか?
帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することは控えてください。医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
問17 どのように診断しますか?
診断方法としては、咽頭ぬぐい液(インフルエンザの検査と同じように綿棒でのどをぬぐってとった液体)を用いて、核酸増幅法(PCR法など)でウイルス遺伝子の有無を確認します。実際に検査を検討する場合は、疑似症として保健所に届け出後、地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査することになります。
まずはお近くの保健所にお問い合わせください。
問18 治療方法はありますか?
現時点で、このウイルスに特に有効な抗ウイルス薬などはなく、対症療法を行います。
詳しくは、国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。(医療・検査機関向けQA問12)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問19 どのような場合には重症化するのですか?
現時点で、どのような方が重症化しやすいか十分に明らかではありません。通常の肺炎などと同様に、高齢者や基礎疾患のある方のリスクが高くなる可能性は考えられます。新型コロナウイルスに罹った肺炎患者を調査した結果、1/3~1/2の方が糖尿病や高血圧などの基礎疾患を有していたとする報告もあります。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/clinical-guidance-management-patients.html
高齢者や基礎疾患のある方などは、一般的な衛生対策に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
問20 下痢症状がある場合、どのように対応すればいいですか?
糞便中に感染性のあるウイルス粒子は検出されていないとWHOから報告されています。これまで通り通常の手洗いやアルコール消毒などを行ってください。また、新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレは、急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウム(1000ppm)、または消毒用エタノールによる清拭をすることを推奨します。症状がない場合は、特段の清拭は必要ないと考えられます。
問21 中国やウイルスが見つかったその他の場所から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか?
現在のところ、中国やウイルスが見つかったその他の場所から積み出された物品との接触から人が新型コロナウイルスに感染したという疫学的情報はありません。WHOも、一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物で長期間生き残ることができないとしています。
【WHOの情報】
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public
【国立医薬品食品衛生研究所の情報】
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/2019-nCoVindex.html
問22 多くの方が集まるイベントや行事など(例:業務における会議や研修会、卒業式)の参加・開催については、どのように対応すれば良いですか? NEW
最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めるとされています。 そのため、イベントなどの主催者は、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況などを踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベントなどの開催は、現時点で政府が一律の自粛要請を行うものではありません。
また、開催する場合は、参加者への手洗いの推奨やアルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある方には参加しないよう依頼をすることなど、感染拡大の防止に向けた対策を徹底してください。
国民の皆さまは、風邪のような症状がある場合、学校や仕事を休み、外出を控え、手洗いや咳エチケットの徹底など、感染の拡大防止につながる行動にご協力をお願いします。特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方には、人込みの多いところはできれば避けるなど、感染予防にご注意いただくようお願いします。
そのためには、学校や企業など、社会全体の理解に加え、生徒や従業員の方々が休みやすい環境整備が大切です。テレワークや時差通勤も有効な手段ですので、皆さまのご協力をお願いします。
問23 在日中国人の方への案内はありますか?
こちらをご案内ください。(中国大使館領事部作成)
领事保护与服务24小时热线:+86-10-12308、+86-10-59913991
邮箱:lss@mfa.gov.cn
如涉及海外中国公民安全与合法权益事项求助与咨询,请直接拨打+86-10-12308热线求助与咨询。
領事保護24時間ホットライン:+86-10-12308、+86-10-59913991
メールアドレス:lss@mfa.gov.cn
海外にいる中国国民の皆さまへ、安全やお困りごとについてご質問があれば、+86-10-12308にお問い合わせください。
(参考)中華人民共和国駐日本国大使館HP
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/2016boaojp/
中国大使館領事部作成文書[383KB]
問24 外国語でHPを確認したいのですが。
英語版と中国語版につきましては、それぞれ以下からご覧ください。
英語版(English)
中国語版(Chinese)
韓国語につきましては、言語切り替えにて対応しております。(自動翻訳)
厚生労働省HPの左上の「言語切替」のタブをクリック
言語が選べます。
各言語でおしらせがでますので、お読みになり下部をクリックください。
問25 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?(更新しました)
新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。2020年2月21日現在、食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染したとされる事例は報告されていません。
製造、流通、調理、販売等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。WHOは、一般的な注意として、生あるいは加熱不十分な動物の肉・肉製品の消費を避けること、それらの取り扱い・調理の際には、交差汚染予防のために注意すること、としています。
問26 新型コロナウイルスにより亡くなられた方の遺体は、24時間以内に火葬しなければならないのですか?(更新しました)
新型コロナウイルスにより亡くなられた方の遺体は、24時間以内に火葬することができるとされており、必須ではありません(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第30条第3項、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第3条)。
2 妊娠中の方、お子さまがいる保護者の方へ
問1 妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、どのような症状や胎児への影響がありますか?
一般的に、妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化する可能性があります。そのため、 ・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合 ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合 には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。 また、胎児への影響については不明ですが、現時点で胎児障害の報告はありません。詳しくは以下のページを参照下さい。
日本産婦人科感染症学会:インフォメーション一覧
帰国者・接触者相談センターページ
問2 保育園ではどのような具体的な対策をしていますか?
マスク着用を含む咳エチケットや石けんやアルコール消毒液などによる手洗いといった感染防止対策の徹底をお願いしています。また、湖北省または浙江省から帰国した方については、14日間登園を控えていただくなどの要請を行っています。
問3 家族で湖北省または浙江省に滞在し帰国しました。子どもを保育園に通わせる前に準備することはありますか?
事前に保育園に電話でご連絡ください。帰国時や湖北省または浙江省から帰国した方との接触から14日間は登園を避け、外出を控えてください。また、お子さまの健康状態についても、定期的に保育所と共有してください。
問4 湖北省または浙江省から帰国した園児を保育所へ通園させたいとご家族から相談がありました。どこに相談したらよいですか?
症状などについてまずは、市区町村にご連絡ください。症状があれば保健所に相談し、無症状でも登園を14日間控えるよう要請しているとお伝えください。
問5 中国以外の発症例がある国(地域)からの帰国したお子さまも登園を控えてもらった方がいいでしょうか?
現時点では、登園を控える必要はありませんが、季節性のインフルエンザと同様、保護者と連携してお子さまの健康観察を行い、少しでも咳などの症状が出た場合はまずは病院や嘱託医にご相談ください。
問6 子どもの感染防止についてどのように取り組むのか教えてください。
お子さまの感染防止対策には、文部科学省の協力のもと、都道府県や各県の教育委員会を通じ、保育園・幼稚園などや各学校に対して、新型コロナウイルス感染症が発生した場合の出席停止の措置や、臨時休業の判断についての対応を示しています。
また、各都道府県の教育委員会を通じて、各学校に対して、児童や生徒に発熱などの風邪の症状が見られたときは、無理をせず自宅で休養するよう指導するなど、必要な措置を取るよう周知しています。
問7 子どもが通っている保育園・幼稚園が休園になるのはどのような時ですか?
休園となるかどうかの判断は、陽性患者の有無といった地域での感染状況や、都道府県(または保健所設置市)での感染対策の状況を踏まえ、市町村が行います。そのため、園が休園するかどうかについては、まずは、市町村の保育担当部署に確認してください。
問8 休園を要請するかどうかは 、どのような基準に基づいて判断したら良いですか?
現段階では、園児や職員から陽性反応が出たら、まずは厚生労働省に速やかにご連絡ください。その際、該当地域の患者の発生状況や学校などの対応状況も分かる範囲でお知らせください。
3 高齢の方やご家族の方へ
問1 新型コロナウイルスは高齢者だけに感染しますか?
すべての年齢の人々が新型コロナウイルス(2019-nCoV)に感染する可能性がありますが、通常の肺炎などと同様に、高齢者や基礎疾患のある方のリスクが高くなる可能性が考えられます
世界保健機関(WHO)は、すべての年齢の方に、手洗いと咳エチケットを順守するなど、ウイルスから身を守るための対策をとるよう助言しています。
問2 社会福祉施設などでは、どのような具体的な対策が考えられますか?
風邪やインフルエンザと同様に、まずはマスク着用を含む咳エチケットや石けんやアルコール消毒液などによる手洗いで、感染経路を絶つことが重要です。「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」(厚労省)P.4(感染経路の遮断) https://www.mhlw.go.jp/content/000500646.pdf や「保育所における感染症対策ガイドライン」(厚労省)、P.8(飛沫感染対策)、P.12(接触感染対策) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf などを活用し、感染対策に努めてください。
問3 家族で湖北省または浙江省に滞在し帰国しました。社会福祉施設に入所している家族を訪問したいのですが、どうしたらよいですか?
14日以内に湖北省または浙江省への渡航歴のある方、あるいはこれらの方と接触した方で、咳や発熱などの症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に保健所へ連絡したうえで、速やかに医療機関を受診するよう、ご協力ください。また、医療機関の受診の際は、湖北省または浙江省の滞在歴があること、または湖北省または浙江省に滞在歴がある方と接触したことを事前に申し出てください。 「社会福祉施設等における新型コロナウイルスへの対応について」(2月13日付事務連絡)では、湖北省または浙江省から帰国した職員など(濃厚接触者も含む)は症状がない場合も、帰国または接触から14日間の間は外出を控えていただくよう要請しています。家族の面会も帰国または接触から14日間は控えてください。 対応についてお困りの場合は、最寄りの保健所にご相談ください。
保健所管轄区域案内