【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.406(2020年2月21日)
新型コロナウイルス感染症について、2月21日12:00時点で国内感染者は93名(患者79名、無症状病原体保有者14名)となります。
感染管理に関しては、下記国立感染症研究所等が発表しているマニュアルをご覧ください。
○新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年2月14日改訂版)(国立感染症研究所 感染症疫学センター・国立国際医療研究センター 国際感染症センター)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-01-200214.pdf
厚生労働省では新型コロナウイルス感染症特設ページを作成しておりますので、こちらにて最新情報をご確認いただけます。
<新型コロナウイルス感染症について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
上記特設ページ内にQ&A、電話相談窓口について、各都道府県が設置している帰国者・接触者相談センター等について説明を設けております。ぜひご活用ください。
また、2月17日付で、自治体及び日本医師会宛てに「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」を発出しました。新型コロナウイルス感染症専門家会議の議論を踏まえ、一般の方々に向けた新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安を別紙の通りとりまとめました。
これは、どのような方にどのような場合に相談・受診いただくのが適切か、その目安を示すことで、重症化するリスクのある方を含め、必要な方が適切なタイミングで医療を受けられる体制を確保することを目指したものです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596978.pdf(自治体宛て)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000597108.pdf(日本医師会宛て)
2月18日付で「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者の退院及び就業制限の取扱いについて(一部改正)」を発出しております。こちらでは無症状病原体保有者の退院取扱いについて一部改正しております。ぜひ、ご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000597947.pdf
<関連情報>
○新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/9324-2019-ncov.html
○新型コロナウイルス感染症の現状の評価と 国内のサーベイランス、医療体制整備について(2020年2月7日時点)(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-04-200207.pdf
<英語版ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00032.html
<中国語版ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_09534.html
現在の状況と厚生労働省の対応については、毎日正午までの各国機関やWHO等から発表された内容を踏まえ、プレスリリースとして発表しております(休日を除く)。
<最新:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月20日版)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09670.html
厚生労働省が把握している情報と現在の対応など、プレスリリースは下記にございます。
<報道発表一覧(新型コロナウイルス)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。