No.19014 冷凍生カキを原因とするノロウイルスによる食中毒事例

[概要報告]

分野名 ウィルス性食中毒
衛研名 相模原市衛生研究所
事例終息 事例終息
事例発生日 2018/12/12
事例終息日 2018/12/28
原因物質 ノロウイルス
患者被害報告数 6 名
死亡者数 0 名
発生地域 神奈川県相模原市
キーワード ノロウイルス 、カキ、 相模原市

概要:
平成30年12月12日(水)職場の忘年会で相模原市内の飲食店で食事をした後、体調不良を呈しているとの連絡が保健所に寄せられたため、保健所は直ちに調査を開始した。喫食者10名中6名が12月14日午前0時から、発熱、悪寒、下痢、吐き気等症状を呈していることが判明した。共通食材の中に冷凍カキを解凍してそのまま提供された生カキがあった。当該ロットのカキと発症者6名からノロウイルスが検出され、患者の症状はノロウイルスの感染による症状と一致したことから、保健所は当該施設を原因とする集団食中毒と断定し、営業停止処分を行った。