【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.420(2020年9月4日)
厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血熱の流行地域であるコンゴ民主共和国(特に赤道州)から帰国された方は、検疫官に申告するようにしてください。
2020年6月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国保健省は、同国北西部の赤道州において、新たにエボラ出血熱が発生したことを発表しました。2020年8月29日までに、赤道州において、47名の死亡例を含む、109例の患者(確定103例、疑い6例)が報告されています。
2020年6月9日、WHOは、今回の患者発生と北キブ州等で継続中の患者発生との間に関連性が認められないことを発表しました。