【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.420(2020年9月4日)
昨シーズンのインフルエンザの流行開始時期は、11月下旬(前シーズン同様、早い開始)で、流行のピーク時期は、12月下旬から1月上旬(過去2シーズンより早いピーク)でした。ピークの高さは過去2年と比較して低く推移しました。(累計受診者数(推計)は、約729.8万人(前シーズンは約1170.4万人))
また、病原体のシーズン全体に占める割合は、A/H1pdm09亜型が86%、B型が12%、A/H3亜型が2%の順でした。
入院患者数(約1.3万人)は、過去2シーズン(約2万人)と比較して大きく減少しましたが、15~59歳ではICU利用と人工呼吸器使用の数と割合が過去2シーズンより高い傾向でした。
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第7回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードが9月2日開催されました https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000663066.pdf