参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=f4fd1VX9R4b9esztY
健康・医療
治療薬、ワクチン、医療機器、検査キットの開発について
1.現在の使用可能な治療薬・ワクチンの情報について
新型コロナウイルス感染症については、現時点では、有効性が確認された特異的なワクチンは存在せず、治療方法としては対症療法が中心となっています。
(参考)一般向けQ&A
新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか。また、新型コロナウイルス感染症に広く使える特効薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか。
なお、令和2年5月7日にレムデシビル(販売名:ベクルリー点滴静注液100mg等)が特例承認※されました。( 特例承認に係る報告書 、 添付文書 )
※特例承認制度とは、1.疾病のまん延防止等のために緊急の使用が必要、2.当該医薬品の使用以外に適切な方法がない、3.海外で販売等が認められている、という要件を満たす医薬品について、承認申請資料のうち臨床試験以外のものを承認後の提出としても良い等として、特例的な承認をするものです。
【医療機関の皆様へ】
レムデシビル(販売名:ベクルリー点滴静注液100 mg、同点滴静注用100mg)の投与をお考えの医療機関の皆さまへ(7月19日更新)
WHOとその関係協力機関が実施している臨床試験の中間結果(レムデシビル)について (10月23日掲載)
2.今後の治療薬等の開発について
厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬等について、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の研究費や厚生労働科学研究費等の各種研究費制度を活用し、治療薬等の研究を順次拡大しています。
また、その他の治療薬としても、既存の治療薬からいくつかの候補薬が出てきており、観察研究や臨床研究、治験が進められています。
治療薬の候補となる薬剤について(12月23日更新)NEW
(参考)一般向けQA
治療薬の実用化に向けた取組みはどうなっていますか。
3.今後のワクチンの開発について
新型コロナウイルス感染症のワクチンは、国内外で開発が進められています。政府では、できるだけ早期にワクチンを実用化し皆様にお届けできるよう取り組んでいます。詳しくは下記のページをご覧ください。
4.今後の医薬品・医療機器、検査キットの開発について
厚生労働省では、新型コロナウイルス関連の医薬品、医療機器(人工呼吸器等)及び検査キットについて、優先かつ迅速に審査を行っています。
・ 新型コロナウイルス感染症に係る人工呼吸器等の医療機器の承認審査等に関する取扱いについて
・ 新型コロナウイルス感染症に係る人工呼吸器等の開発に取り組む企業等の相談窓口の設置について
・ 新型コロナウイルス感染症の発生に伴う当面の医薬品、医療機器、体外診断用医薬品及び再生医療等製品の承認審査に関する取扱いについて
・ 新型コロナウイルス感染症に係る呼吸回路等の医療機器の認証審査等に関する取扱いについて
・ 厚生労働科学研究費 令和2年度3次公募の採択課題について(7月7日掲載)
・ 新型コロナウイルス感染症の中長期的な影響に関する研究(9月10日掲載)
・ 新型コロナウイルス感染症を対象とした医療機器の承認情報
・ 新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品(検査キット)の承認情報
【参考】
○ 3月28日安倍総理大臣記者会見
○ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究開発支援について(まとめ)(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)ホームページ)
○ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの新興感染症に関する研究開発(第28回健康・医療戦略推進本部資料(首相官邸ホームページ))
○ 新型コロナウイルスに対するワクチン開発を進めます(感染症流行対策イノベーション連合)
○ 新型コロナウイルス感染症治療薬候補の臨床試験/研究に関する文献情報(国立医薬品食品衛生研究所ホームページ)
○ ワクチン生産体制等緊急整備基金(令和2年度厚生労働省第二次補正予算)
○ ワクチン生産体制等緊急整備基金管理団体の公募結果について
○ ワクチン生産体制等緊急整備事業公募要項
○ ワクチン生産体制等緊急整備事業の採択結果について
○ ワクチン生産体制等緊急整備事業(非公募型)
○ 新型コロナウイルスワクチンの供給に係る米国ファイザー社との基本合意について
○ 新型コロナウイルスワクチンの供給に係るアストラゼネカ株式会社との基本合意について