死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例に係る野鳥監視重点区域の解除について―埼玉県

参照元URL : http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2020/0125-01.html

発表日:2021年1月25日11時

県政ニュース

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例に係る野鳥監視重点区域の解除について

部局名:環境部
課所名:みどり自然課
担当名:野生生物担当
担当者名:窪田・加島

内線電話番号:3143
直通電話番号:048-830-3143
Email:a3140-09@pref.saitama.lg.jp

ときがわ町で死亡していたフクロウのA型鳥インフルエンザウイルス簡易検査での陽性反応を受け、令和2年12月24日に指定された野鳥監視重点区域において野鳥の監視強化を続けてきました。その後、当該区域内での野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、令和3年1月22日(金曜日)24時に当該区域が解除となりましたのでお知らせします。

1 経緯

令和2年12月23日(水曜日)

・ときがわ町日影でフクロウ1羽の死亡個体を回収。

12月24日(木曜日)

・埼玉県鳥獣保護センターにおいて簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス陽性と判明。
・同日、環境省が回収地点の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。

12月30日(水曜日)

・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)を検出。

令和3年1月4日(月曜日)~5日(火曜日)

・高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出を受け、環境省からの野鳥緊急調査チームとともに緊急調査を実施した結果、異常は確認されず。

1月22日(金曜日)24時

・環境省が当該野鳥監視重点区域を解除。

2 今後の対応

野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、最高レベルとなる「対応レベル3」とされていることから、引き続き、県内での野鳥の監視を継続します。

<参考>

環境省は、異常が確認されなければ、指定された野鳥監視重点区域を、死亡野鳥の回収日の次の日を1日目として、30日目の24時に解除することとしている。

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