10月11日現在、市販のニンジンジュースが原因と考えられるボツリヌス毒素による食中毒患者4名が米国のジョ-ジア州とフロリダ州で報告された。また、カナダのトロントでも2名の患者が報告されている。これらは全員同じ銘柄のニンジンジュースを飲んでおり、今のところ死亡例は報告されていない。これにより米国疾病予防対策センターとカナダ食品検査局は警告を発し、国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)は同じ銘柄のニンジンジュースが輸出されているメキシコ、香港特別行政区にもボツリヌス中毒の情報を提供した。
記事提供者:関西空港検疫所