【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ トーゴ 黄熱 2007/01/11

12月15日付でトーゴ保健省はSavanes地方とKara地方の2地区で9、15、20歳の男性3名の黄熱患者が発生したと報告した。患者は全員生存しており、ダカールのパスツール研究所で黄熱と確認された。感染拡大を防ぐ為にトーゴ保健省とWHOの国内組織の初期的な連合調査チームが現地に派遣され、住民にワクチンを接種するよう助言をしている。大規模なワクチン接種は世界予防接種ワクチンGlobal Alliance for Vaccines and Immunization(GAVI)の緊急用にストックしているワクチン1,550,000人分を使用して、流行地域の住民を対象に予防接種を実施する予定である。ワクチン接種はWHO、欧州連合人道救助部会(European Commission Humanitarian Aid Department(ECHO)とユニセフ(UNICEF)によって行われる予定である。

記事提供:WHO

公開日:2007年02月09日

カテゴリー: 感染症