07/06/14 第13回予防接種に関する検討会議事録
第13回予防接種に関する検討会
日時 平成19年6月14日(木)
17:30~
場所 厚生労働省5階共用第7会議室
○山田課長補佐 それでは、定刻になりましたので、これより第13回予防接種に関する検討会を開催いたします。本日は、御多用のところ予防接種に関する検討会に御出席いただき、誠にありがとう
ございます。最初に、出席者の紹介をさせていただきます。まず、委員の方々より御紹介いたします。飯沼雅朗様、社団法人日本医師会常任理事でございます。岡部信彦様、国立感染症研究所感染症情報センター長でございます。加藤達夫様、国立成育医療センター総長でございます。本日の座長をお願いしております。蒲生真実様、「ひよこクラブ」編集長でございます。澤節子様、元墨田区役所保健衛生担当部長・墨田区保健所長でございます。竹本桂一様、社団法人日本小児科医会常任理事でございます。なお、廣田委員、宮崎委員については欠席の御連絡をいただいております。廣田委員の代理といたしまして、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授、大久保様に御出席をいただいております。宮崎委員の代理といたしまして、国立病院機構福岡病院統括診療部小児科医長、岡田様に出席いただいております。続きまして、参考人として御出席いただいております先生を御紹介させていただきます。砂川富正様、国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官でございます。砂川様は、つい最近までWHOに勤務されておりまして、感染症の専門家でございます。多屋馨子様、国立感染症研究所感染症情報センター第3室長でございます。脇口宏様、日本小児科学会理事でございます。また、本日オブザーバーといたしまして、総務省、文部科学省、国土交通省及び厚生労働省の関連部局より御出席いただいております。
それでは、開会に当たり、外口健康局長よりあいさつを申し上げます。
○外口健康局長 健康局長の外口でございます。予防接種に関する検討会に御出席の皆様方には、大変お忙しいところをありがとうご
ざいます。そしてまた、今日は特に総務省、文部科学省、国土交通省の御担当の方々にも参加していただいております。改めて御礼申し上げます。この予防接種に関する検討会は、予防接種を取り巻く重要な課題について検討していただくために平成16年10月に開始していただいたものであります。平成17年3月には中間報告書を取りまとめていただきました。その報告書を基に麻しん及び風しんの2回接種制度の導入など、予防接種対策に大きく貢献していただいているところでございます。予防接種の普及に伴い、麻しんについては患者の発生数が大幅に減少してきたところでありますが、本年については10代、20代の者に顕著な麻しんの流行が見られ、平成13年の流行を超える規模となっており、また大学や高等学校等における学級閉鎖等も相次いでいるところでございます。また、WHOにおきましては天然痘、ポリオに引き続き、麻しんの根絶に向けた取り組みが国際的になされておりますが、既に他の先進国においてはもとよりほかの国におきましても麻しん排除の宣言が出されているところであります。このような状況の中、最近カナダへの修学旅行中の学生が麻しんを発症し、隔離された事案が発生するなど、感染症については国外の状況も踏まえて、我が国としてしっかりした対策に取り組まなければならないと考えているところでございます。
今回のような麻しん流行が今のような対応のままですと、同じようなことが繰り返されるおそれもございます。麻しんの排除に向けた今後の対策の強化について、各委員の方々から活発な御議論・御提言をいただけますことを期待いたしまして、簡単ではございますが、冒頭のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○山田課長補佐 もう一方、委員の御紹介をさせていただきます。岩本愛吉様、東京大学医科学研究所教授でございます。これをもってカメラ撮りは終わりとさせていただきます。(報道関係者 退室)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/txt/s0614-2.txt
健康局結核感染症課予防接種係