〔作成者〕大阪市保健所
〔発生年月日〕2005/6/22
〔概要〕平成17年6月、34歳男性派遣社員(事務)が結核と診断された(ガフキー10号)。定期外検診を120名に実施し、8名が要治療、19名が予防内服となった。①初発患者は派遣社員であったため、会社の定期健康診断の対象外であったこと、②初発患者は有症状であったにもかからわず、健康保険に未加入だったために放置しており、症状が増悪するまで受診しなかったこと、③精密機器を扱う会社であるため、社内が密閉された状態であることが、感染の拡大につながった。
〔原因/端緒〕結核菌(ガフキー10号)
〔患者/死者/負傷者〕初発患者:34歳男性派遣社員(事務)、健診対象者120名、要治療8名、予防内服19名
〔症状/被害状況〕せき・たん・微熱