【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】高齢者福祉施設におけるインフルエンザ集団発生(秋田県) 

〔作成者〕秋田県湯沢保健所
〔発生年月日〕2003/1
〔概要〕平成15年1月、施設長より入所者94名中5名がインフルエンザと診断され、3名が通院、2名が入院していると連絡が入った。3日後に患者7名(通院4名入院3名)、その翌日には24名(インフルエンザか風邪か診断がついていない者含む。通院21名入院3名)と患者が増えたことから調査を開始する。その後患者の増加は穏やかとなったが、2月5日に入院患者1名が死亡。さらに2月9日にも入院患者1名死亡。保健所では積極的疫学調査を実施する他、施設内対策委員会委員となり終息までの間、計5回委員会に参加する。
〔原因/端緒〕インフルエンザウイルス
〔患者/死者/負傷者〕発症者24名、うち死亡者2名
〔症状/被害状況〕風邪様症状