〔作成者〕高知県中央西保健所
〔発生年月日〕2005/2/3
〔概要〕平成17年2月3日から2月21日にかけ嘔吐下痢を主症状とする感染性胃腸炎の集団発生が管内A病院で発生した。病原体検索の結果ノロウイルスが検出されたこと及び疫学調査の結果、ノロウイルスによる院内感染と判断した。A病院の入院患者85名ならびに職員96名、計181名中44名(入院患者28名、職員16名)が発症し、うち入院患者1名が死亡。職員へのうがい・手洗いの励行、汚物・吐物等の処理・消毒を徹底し2月28日に終息した。
〔原因/端緒〕ノロウイルス
〔患者/死者/負傷者〕発症者44名、うち死亡者1名
〔症状/被害状況〕嘔吐 下痢