【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】保育所における腸管出血性大腸菌感染症集団発生(熊本県)  

〔作成者〕熊本県天草保健所
〔発生年月日〕2003/8/14
〔概要〕平成15年8月14日を初発届出日とする上天草市のA保育園において、園児を主とする腸管出血性大腸菌O103による感染症の集団発生があった。症状はいずれも軟便程度の軽症で入院者はいなかった。9月29日感染した園児2名の家族3名が感染者として判明以来、新たな感染者は見つからず、10月28日終息宣言を行った。感染源・感染経路は特定できなかったが、園児のおむつ交換時の手洗い不足、便器(オマルを含む)周辺の消毒不足等で感染が拡大したと推察される。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌O103
〔患者/死者/負傷者〕発症者12名、無症状病原体保有者36名

公開日:2007年08月20日

カテゴリー: 感染症