【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】管内社会福祉施設でのノロウイルス感染症の発生状況ならびに経過について(高知県) 

〔作成者〕高知県幡多福祉保健所
〔発生年月日〕2005/1/11
〔概要〕平成17年1月11日、知的障害児施設および知的障害者更生施設において入所者及び職員及び短期通所者の計111名中43名が嘔吐、発熱、下痢を主症状とし40名が医療機関を受診した。当保健所が施設内感染症もしくは入所者に提供された食事を原因とする食中毒を疑いの両面から立ち入り検査を実施した。1月12日県衛生研究所における有症者・職員の検便からノロウイルスを検出した。感染拡大防止のためオムツを感染性廃棄物とし、1月28日にこの判断を解除した。
〔原因/端緒〕
ノロウイルス(社会福祉施設で提供された食事)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者111名 うち発症者43名 
〔症状/被害状況〕嘔吐 発熱 下痢