【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H18】狭いエリアで発生した3件(9人)の腸管出血性大腸菌感染症について(※詳細情報あり)

〔作成者〕埼玉県本庄保健所
〔発生年月日〕2007/05/24
〔概要〕約1か月の間に同一地区で3件の腸管出血性大腸菌感染症発生事例があった。事例の3件は半径350メートルのエリア内に居住しており、9人から検出されたの菌はPFGEの結果、すべてが同一であった。このエリア内に感染原因のあることが推測されたが、この3家族はお互いに接点が無く、喫食調査からも共通性は見出せなかった。しかし、このエリア内には牛の飼育農家があり、糞尿も廃棄されていたことから、感染源と疑われる因子を一つでも取り除くことが重要と考え、家畜保健衛生所に飼育農家の指導等を依頼した。

〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌O157 VT1,VT2
〔患者/死者/負傷者〕患者4名、無症状病原体保有者5名
〔症状/被害状況〕下痢、血便

詳細については添付ファイルをご覧ください。

公開日:2007年10月15日

カテゴリー: 感染症