2008年2月20日現在、パラグアイ保健省はサンペドロ地区から森林型黄熱患者7名の確定例を通報した。他の4例は臨床症状が黄熱に合致する事例で、首都アスンシオンから20キロ離れた都市部であるサンロレンゾ市で発症しており、この4例の最終確定はされていない。保健省は流行地域での、集団ワクチン接種、蚊の駆除、およびサーベイランスの向上など封じ込め措置を強化している。
汎アメリカ保健機構(PAHO)など関係機関のチームは2月15日パラグアイの現地に赴いた。ワクチンの不足は周辺地域で余っているワクチンをパラグアイに回すことで解消された。保健省は2百万人分のワクチンを要求している。
情報提供:WHO
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