厚生労働省 平成20年6月20日17時00分現在
平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の被害状況及び対応について(第15報)に更新された情報をお知らせいたします。
(5)厚生労働省関係施設
○水道施設関係
[1]被害状況(6/20 10:00現在)
奥州市:断水戸数 1,420戸(1,070戸復旧済み)
・総断水戸数:5,550戸(4,649戸復旧済み)
[2]応急給水・施設復旧への対応
○社会福祉施設関係(6/20 16:00現在)
・岩手県:55施設(建物に亀裂等)
・宮城県:29施設(建物に亀裂等)
(8)労働・雇用関係における対応
○独立行政法人雇用・能力開発機構において、既に事業主等を通じて財形持家融資を受けており、当該災害により収入が著しく減少する等返済が困難となっている勤労者に対し、その返済負担を軽減するため、被災の程度に応じて、最長3年間の返済金の払込みの据置又は返済期間の延長、据置期間中の利率を最大1.5%引下げ。(6/20)
(12)ボランティア活動の支援
○岩手県
・奥州市社会福祉協議会において、奥州市社会福祉協議会災害救援ボランティアセンターを設置。(6/18)
(18)関係団体の活動状況
○(NPO)全国聴覚障害者情報提供施設協議会は、青森県聴覚障害者情報センターを通じて、岩手・宮城の被災地における聴覚障害者の安否確認、被害状況等の把握などを実施し、これまでのところ被害は確認されていない。(6/14~6/18)
○(NPO)全国要約筆記問題研究会と、(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会は連携して、東北ブロックを通じて難聴者の安否確認、被災地の情報収集を実施し、安否確認済み。(6/14~6/19)
○(社)日本オストミー協会は、日本ストーマ用品協会に要請し、災害救助法適用地域のオストメイトに対し1ヶ月間のストーマ装具無償提供を行うため、避難所や病院等へ情報提供している。被害は確認されていない。(6/14~19)
○(財)全日本ろうあ連盟は、東北ブロック事務局を通じて宮城県・岩手県のろうあ協会に被災地における安否確認、被害状況の把握などを実施し、各ろうあ協会より「ろう者全員無事」を確認。(6/14~6/16)
○(福)日本盲人社会福祉施設協議会は、岩手県、宮城県、秋田県、山形県の会員施設における安否及び被害状況を確認済み。(6/16~)
○(NPO)全国視覚障害者情報提供施設協会は、岩手・宮城の点字図書館を通じて、利用者の安否を確認済み。被害なし。(6/18)
詳細については下記ページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/06/h0620-4.html