【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H19】食中毒事例(愛知県)

〔作成者〕岡崎市保健所
〔発生年月日〕2007/12/21
〔概要〕従業員及び有症者の便からノロウイルスが検出されたことによりノロウイルスが病因物質であると確定されたが、原因食品の特定にはいたらなかった。また、原因施設の複数日の利用者から有症者が出ていることから、特定の食材に限らず調理場全体がノロウイルスに汚染されていたことが疑われた。
〔原因/端緒〕平成19年12月20日から23日にかけて市内飲食店を利用した602名のうち、107名が下痢、嘔吐、腹痛、発熱等の症状を訴えた。
有症者の共通食は当該飲食店での食事のみであり、有症者及び施設従業員の便からノロウイルスが検出された。
〔患者/死者/負傷者〕患者107名
〔症状/被害状況〕主な症状は次のとおり。
下痢、嘔気、嘔吐、腹痛、臥床、発熱、倦怠感など

公開日:2008年07月11日

カテゴリー: 食品安全