〔作成者〕和歌山市保健所
〔発生年月日〕2008/1/5
〔概要〕平成20年1月8日午後5時ごろ、市民から和歌山市保健所に1月4日に弁当を食べた複数名が食中毒症状を呈しているとの連絡があった。同保健所が調査を行ったところ、平成20年1月4日の昼食用に和歌山市内の飲食店が調整した弁当を喫食した135人中69人が、1月4日から8日にかけて腹痛・下痢・発熱・嘔吐等の食中毒症状を呈していることが判明した。これら有症者に共通する食事は同施設以外にはないこと、複数の有症者便及び同店従業員の便からノロウィルスが検出されたことから同保健所は同施設の調製した弁当を食中毒の原因と断定し、同施設を4日間の営業停止処分とした。
〔原因/端緒〕ノロウィルス
〔患者/死者/負傷者〕患者69名、死者0名
〔症状/被害状況〕腹痛、下痢、嘔吐、発熱