〔作成者〕大阪市保健所
〔発生年月日〕2007/7/17
〔概要〕平成19年7月22日、西区保健福祉センターへ西区内医療機関より、腸管出血性大腸菌感染症(O26VT1)の1歳女児の発生届あり。同センターによる疫学調査の結果、保育所通園判明のため、園児の健康調査実施。有症状者・接触者の園児の検便の結果、陽性が出た為、全園児に対象を拡大し、検便を実施した。7月24日(火)、7月30日(月)に報道提供。園児の感染者は1歳児クラスのみであり他のクラスには広がらなかった。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌(O26 VT1)
〔患者/死者/負傷者〕患者19名(内、無症状病原体保有者14名)(1歳児クラス13名、職員1名、家族5名)
〔症状/被害状況〕発熱、下痢
なお、腸管出血性大腸菌感染症事例の遺伝子解析資料については、大阪市立環境科学研究所が病原微生物検出情報(IASR)2008年5月号に発表した論文をご覧下さい。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/339/dj3395.html" target="_blank"> http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/339/dj3395.html