〔作成者〕愛知県半田保健所
〔発生年月日〕2007/8/24
〔概要〕患者及び調理従事者の検便についてはノロウイルスと食中毒原因菌、調理場のふき取り及び保存食については食中毒原因菌の検査を実施した結果、保存食2品から腸炎ビブリオが検出されたが、他の検査結果は陰性であったため病因物質の特定には至らなかった。疫学調査から23日に旅館で提供された夕食を原因とした食中毒事例となった。
〔原因/端緒〕旅館管理者から、宿泊者のうち8名が下痢、嘔吐等の症状を呈している旨の情報提供があった。
〔患者/死者/負傷者〕有症者8名
〔症状/被害状況〕旅館宿泊者2グループ33名のうち1グループから8名が下痢、腹痛、発熱、嘔吐等を主とした食中毒症状を呈した。